こんにちは、もっしぃぃぃです。
転職活動を始めるとき、多くの人が最初に悩むのは「求人の数」や「履歴書の書き方」よりも、実は自分自身の心の壁=マインドブロックなんです。
「今の会社を辞めてもいいのか?」
「転職先なんて本当に見つかるのか?」
「家族にどう伝えればいいのか?」
私自身も40代で転職を繰り返す中で、何度もこうした思い込みに足を止められました。この記事では、私の実体験を交えながら、転職活動で立ちはだかるマインドブロックと、その外し方をお伝えします。
「このまま今の会社に残るべきか」の迷い
転職を考えるとき、最初に浮かぶのは「辞めてもいいのか?」という不安でした。
ブラックな環境、合わない人たちの思考や空気に押し潰される感覚、そして「この仕事は無理だ」と直感する瞬間──。
それでも「こんな理由で辞めてもいいのかな」と、自分を責めて立ち止まってしまうんです。
でも今振り返れば、どれも辞めてよかった理由でした。無理に続けることこそ自分にとってリスク。
「立派な退職理由じゃなければいけない」というのも、ひとつのマインドブロックだったと気づきました。
👉 実際に私が辞めた理由は、【転職12連発シリーズ】で正直に書いています。
家族への伝え方もマインドブロックのひとつ
転職を考え始めたとき、私の中で大きかったのが「家族にどう伝えよう」という不安でした。
反対されるかもしれないと思うと、言い出しにくくて足踏みしてしまうんです。
でも、きちんと理由や気持ちを伝えれば理解してもらえるものだと気づきました。
そして、家族にはできるだけ早い段階で打ち明けることが大切。
秘密にしていると自分自身が苦しくなるし、準備の段階から共有することで安心感も生まれます。
情報収集を進めながら「まだ家族に言っていない」状態は、とても苦しいものです。
「転職を考えている」と共有するだけでも気持ちはぐっと楽になると実感しました。
家族にもあるマインドブロック
一方で、家族の中にもマインドブロックがあります。
「この年齢で転職していいの?」「転職してもうまくいかないんじゃない?」といった不安です。
これは決して否定ではなく、家族なりの心配から出る言葉。
でも当事者にとっては「やっぱり無理かも」と気持ちを強めてしまうこともあります。
家族にもマインドブロックはあるけれど、一緒に外していけば強力な味方になってくれる—— むしろ「そんな会社なら辞めたほうがいい」と背中を押してくれることだってあります。
これも私の大きな気づきでした。
転職サイトで情報収集…でも方向性が見えなくなる
40代で転職サイトに登録したとき、求人検索をすればするほど気持ちが沈みました。
「35歳まで」「40歳以下」といった年齢制限。
「要資格」の条件。
「未経験に挑戦するか、経験を活かすか」という迷い。
求人がたくさんあるのに、かえって自分の進むべき方向性が分からなくなってしまうんですよね。若い頃と違い、応募から面接に進める件数も減り、「やっぱり自分には無理かも」とマインドブロックが強まっていました。
エージェントに相談して方向性が見えてきた
そんなときに転職エージェントに相談してみました。
すると、「あなたの経歴ならこういう職種で強みを活かせますよ」と具体的に整理してもらえたんです。
たとえば私は飲食からリフォーム、不動産仲介へと異業種転職を重ねてきましたが、どの仕事にも共通して「接客」が関わっていました。
エージェントから「その接客経験は十分に武器になります」と言われたことで、迷っていた気持ちが一気に軽くなりました。
第三者の視点で自分の強みや方向性を整理してもらうだけで、不安は「可能性」へと変わる。これは大きな気づきでした。
👉 スキル棚卸しの具体例はこちら|転職回数が多い人のスキル棚卸し記録【まとめ】
思い切って「応募ボタン」を押す勇気
そして大事なのは、思い切って応募してみること。
年齢制限や要資格の条件に引っかかっても、異業種で「無理だろう」と思っても、まずは応募ボタンを押すことが大切でした。
実際、全然違う業種でも書類が通って面接に進めたことがあります。
その経験から、「自分で勝手に諦めていただけだった」と気づかされました。若い頃のように数多くは進めなくても、一件でも面接に進めば十分勝負になります。
まとめ|マインドブロックを外せば転職は動き出す
転職活動の第一歩は「履歴書を書くこと」や「求人検索」ではありません。
本当のスタートは、自分を縛っているマインドブロックを外すことです。
- 辞める理由は「無理だから」でいい
- 家族に言いにくい気持ちも素直に話せば支えになる
- 情報収集の段階から家族に共有すると気持ちが楽になる
- 家族自身にもマインドブロックがあるが、一緒に外せば味方になる
- 求人が見つからない不安は当たり前
- 方向性が見えないときは第三者に相談する
- 迷ったらとりあえず応募してみる
私自身も何度も不安で立ち止まりましたが、小さな一歩を踏み出すことで道は開けました。
もし今、転職を迷っているなら——まずは自分の中の壁を外してみてください。きっと景色が変わってくるはずです。