転職の履歴書に資格は全部書くべき?迷いやすいポイントと私の判断基準

書類作成

こんにちは、もっしぃぃぃです。

「資格って、履歴書にどこまで書けばいいんだろう?」──転職活動をしていると、多くの人が一度は悩むテーマじゃないでしょうか。
私(もっしぃぃぃ)も例外ではなく、転職のたびに履歴書とにらめっこしていました。

宅建やFP2級みたいに「これは絶対に書くよね」という資格は分かりやすい。
でも、防火管理者とか食品衛生責任者、保険募集人資格なんかは、「これ、書いた方がいいのかな? それとも邪魔?」と、毎回頭を抱えていました。

いろんな試行錯誤をしてきた結果、私が出した結論はシンプルです。
「全部書くのも正解だし、取捨選択するのも正解」──。
要は、どう見せたいか、どんな会話に繋げたいかで選べばいいんです。


まずは“全部書き出す”から始めていた

私は履歴書を書くとき、最初から削ることはせず、まずは全部の資格を書き出す派でした。
だって、いきなり取捨選択しようとすると「あ、あの資格忘れてた!」って後で後悔しそうじゃないですか。

食品衛生責任者や防火管理者は飲食・店舗管理の応募なら残したし、不動産や建材系では潔く省いた。
でも“最初に全部書き出す”ことで、「自分はこういう札を持ってるんだな」と整理できるんですよね。

実際、履歴書に載せなかった資格でも、面接中に話題が出て「実はその資格も持ってますよ」と自然に言えたことが何度もありました。
だから“全部書き出す”のは、私にとって一種の保険でした。


書くか迷った資格たち

正直、私は毎回いくつかの資格で迷ってきました。

  • AFP:FP2級とセットでもらえるけど、国家資格じゃなく民間資格。金融や保険系ではアピールになるけど、それ以外だと「FP2級だけで十分かな」と判断してました。
  • 住宅ローンアドバイザー:不動産や金融なら武器になる。でも全然関係ない業界だと、正直“誰も知らない”可能性が高い。私は営業関係の応募では書いて、それ以外では外してました。
  • 保険募集人資格:保険や金融なら必須。でも、飲食やリフォーム業界に応募するときは書かない。むしろ「保険の人」という色が強く出すぎるとマイナスに見えそうで。

こんなふうに「業界によって扱いを変える」のが、私なりの答えでした。


あえて“関係ない資格”を書くこともあった

基本は取捨選択。でも、ときにはあえて応募先と関係ない資格を書くこともありました。
理由は単純で、面接での会話のタネにしたかったからです。

例えば、防火管理者。飲食や不動産に直結はしないけど、「責任者を任された経験がある」という話に繋げられる。
食品衛生責任者も、衛生意識や管理経験を伝えるきっかけになります。

もちろん入れすぎると“なんでも屋”に見えるので、狙って書くのは1〜2個まで。
資格をどう見せるかって、結局“会話設計”に近いなと感じています。


知名度が低い資格は伝わらないことも

一方で、AFPや住宅ローンアドバイザーのように、面接官が知らない資格はスルーされることもありました。
履歴書に書いてあっても「ふーん」で終わる。悲しいけど、そういう現実もあります。

そんなときの私の工夫は、補足を添えること。
「AFP(日本FP協会/提案書作成の研修含む)」のように書いておくと、ちょっと伝わりやすいです。
そして面接で聞かれたら、難しい説明をするより「こういう場面で役立ちました」と短く話すようにしました。


意外と話題になった資格たち

私の経験で面白かったのは、宅建と食品衛生責任者です。
宅建は不動産業界では当然ですが、他業種でも「宅建持ってるんですね!勉強大変だったでしょう」と必ずと言っていいほど触れられました。

食品衛生責任者も同じ。飲食以外の面接で「お、こういう資格も持ってるんですね」と広がり、責任者経験や現場対応力を話すきっかけになりました。

逆にAFPや住宅ローンアドバイザーはスルーされることも多かった。
この繰り返しで痛感したのは──履歴書の資格欄に“絶対の正解”はないということです。


履歴書は“選抜”、面接は“拡張”

私の中で整理した答えはこれです。

  • 履歴書: 応募職種に関連のある資格をシンプルに厳選する
  • 面接: 履歴書に載せなかった資格も、会話の中で広げていく

「書類で落ちない工夫」と「面接でプラスにする工夫」、役割を分けて考えるとスッキリします。


迷ったらエージェントに相談するのもアリ

私はこれまで何度も履歴書を自分なりに工夫してきました。
資格の書き方も、いろいろ試しては「これで合ってるのかな?」「削りすぎてないかな?」と不安になることがよくありました。

履歴書って一人で向き合っていると、どうしても視野が狭くなりがちなんですよね。
自分では「この資格は意味がないだろう」と思って削ったのに、実は業界では評価されるものだったり。逆に「絶対書いた方がいい」と思って入れた資格が、採用担当にとってはあまり響かなかったりすることもあります。

だからこそ、第3者の意見を取り入れることは大事だと思います。
特に転職エージェントは、業界ごとの“書く/書かない”の基準や、企業の採用担当がどこを重視するのかを知っているので、客観的かつ具体的なアドバイスをもらいやすい存在です。

実際に私もエージェントに履歴書を見てもらったとき、「これは省いていい」「これは逆に残したほうが強みになる」とハッキリ言ってもらえて、すごく整理しやすかった経験があります。
自分一人で悩んでいたときよりも気持ちが楽になり、応募書類もスッキリしました。

「判断に迷うくらいなら、プロに見てもらう」──それだけで一歩進めることもあります。


資格が運転免許くらいしかなくても大丈夫

「資格って、運転免許くらいしか持ってないんですけど…」という方もいると思います。
でも安心してください。実際、転職市場では資格の数=評価ではありません。

私自身も資格ゼロで転職したことが何度もありますし、面接で聞かれるのは「どんな経験をしてきたか」「どんな仕事ができるか」のほうが圧倒的に多かったです。

もちろん宅建やFP2級のように仕事に直結する資格があれば強みになりますが、なくてもこれまでの実務経験や人柄で十分に勝負できます。
資格はあくまでプラスアルファ。免許ひとつでも、自信を持って応募して大丈夫です。


まとめ

履歴書に資格をどこまで書くか──これは永遠のテーマかもしれません。
私自身も、書いた資格がスルーされたり、逆に意外な資格が話題になったり、いろんなパターンを経験しました。

  • 国家資格や業務に直結する資格は必ず書く
  • まずは全部書き出してから取捨選択すると安心
  • 関係の薄い資格は会話のネタとして使える
  • 知名度が低い資格は補足や説明を工夫する
  • 資格が少なくても経験や人柄で十分勝負できる
  • 迷ったらエージェントに相談してみるのもアリ

👉 結局は「全部記入するのも、取捨選択するのも、どちらも正解」。大事なのは、自分がどう見せたいかを意識して書くことです。

みなさんの転職や資格チャレンジを、心から応援しています!💪


📌 迷ったらプロに相談するのもアリ

資格の取捨選択や履歴書の見せ方は、業界や企業によって正解が変わります。
「これは書いたほうがいい?」「削ったほうがいい?」と迷ったら、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

あなたの経歴や資格をどう活かすか、客観的に見てもらえるだけでも気持ちがスッキリしますよ😊