退職代行の流れは?申込から退職完了まで5ステップで解説

「退職代行を使おうと決めたけど、実際どんな流れで進むんだろう?」「自分は何をすればいい?」「本当に、もう会社に行かなくていいの?」——いざ申し込もうとすると、先の流れが見えなくて不安になりますよね。

結論から言うと、退職代行の流れは「申し込み → 打ち合わせ → 代行が会社へ連絡 → 退職完了」のシンプルな4段階。そしてあなたがすることは、最初の申し込みと打ち合わせだけです。この記事では、転職を10回してきた私が、申し込み前の準備から退職後の手続きまでを5ステップで整理しました。

先に全体像だけ
  1. STEP1:申し込み前に準備(身分証・会社情報・返却物の確認)
  2. STEP2:業者を選んで申し込む(あなたの作業はほぼここまで)
  3. STEP3:担当者と打ち合わせ(退職日・有給・私物などを伝える)
  4. STEP4:代行業者が会社へ連絡(あなたは出社・連絡不要
  5. STEP5:退職完了・退職後の手続き(書類の受け取りと返却)

「自分で会社に何度も連絡しなきゃいけないの?」と心配になりますが、その逆です。会社とのやりとりは、ほぼ全部プロが代わりにやってくれます。

目次

結論:あなたがすることは「申し込み」と「打ち合わせ」だけ

退職代行の流れで、いちばん知っておいてほしいのはここです。会社への連絡・退職の意思表示・日程調整は、すべて代行業者がやってくれます。あなたがやるのは、申し込みと、担当者への希望の伝達(打ち合わせ)まで。

多くのサービスは申し込みから即日〜翌日には会社へ連絡してくれるので、「もう明日から行きたくない」という状況にも対応できます。まずは流れの一覧から見ていきましょう。

退職代行の流れを5ステップで(一覧)

申し込み前から退職後までを、時系列で並べると次のようになります。

ステップ内容誰が
STEP1 準備身分証・会社情報・返却物の確認あなた
STEP2 申し込み業者を選んでLINE等で申し込み・支払いあなた
STEP3 打ち合わせ退職日・有給・私物などの希望を伝えるあなた
STEP4 代行連絡会社へ退職の意思を伝える代行業者
STEP5 退職完了書類の受け取り・貸与品の返却代行業者+あなた

あなたの出番はSTEP1〜3まで。会社と直接やりとりするSTEP4は業者に任せきりでOKです。ここからは1ステップずつ、具体的に何をするか見ていきます。

STEP1:申し込み前に準備するもの

スムーズに進めるために、申し込み前に手元へそろえておくとよいものがあります。

準備しておくとスムーズなもの
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 会社の情報(会社名・部署・上司の名前・電話番号)
  • 雇用形態(正社員・契約・パートなど)と入社時期
  • 返却するもの(社員証・制服・PC・鍵など貸与品の把握)
  • 受け取りたい書類(離職票・源泉徴収票など)
  • 会社に置いている私物(あれば返送してほしい旨を伝える)

すべて完璧にそろっていなくても申し込みは可能です。とくに「離職票がほしい」(失業給付の手続きに必要)「貸与品はどう返すか」の2点だけは、あとで困りやすいので頭に入れておきましょう。

STEP2:業者を選んで申し込む

準備ができたら、業者を選んで申し込みます。申し込み自体はLINEやメールで完結するサービスがほとんどで、早ければ数分で終わります。

業者選びのポイントは、「未払い・退職金・有給の交渉が必要かどうか」です。交渉が必要なら弁護士、揉めずに辞意だけ伝えてほしいなら労働組合(民間)を選びます。くわしい選び方は別記事「退職代行は弁護士と民間どっち?違いと選び方」にまとめました。

迷ったときの2択
  • 交渉あり(未払い・退職金など) → 弁護士の弁護士法人ガイア(25,300円〜・税込)
  • 交渉なし・コスト重視 → 労働組合運営の退職代行ネルサポ(一律15,000円・税込/全額返金保証付き)

STEP3:担当者と打ち合わせ(希望を伝える)

申し込むと、担当者から連絡が来て打ち合わせになります。ここであなたの希望を伝えます。難しいことはなく、聞かれたことに答えていくだけです。

打ち合わせで伝えること
  • 退職希望日(即日か、〇日付けか)
  • 有給を消化したいか
  • 会社に置いている私物を返送してほしいか
  • 貸与品の返却方法(郵送でよいかなど)
  • 会社から本人に連絡しないでほしい
  • 受け取りたい書類(離職票など)

この打ち合わせが終われば、あなたがやることは、これでほぼ終わりです。あとは業者からの「会社へ連絡しました」「退職が受理されました」という報告を待つだけになります。

STEP4:代行業者が会社へ連絡(あなたは出社・連絡不要)

打ち合わせの内容をもとに、代行業者があなたの会社へ連絡し、退職の意思を伝えます。多くのサービスは即日〜翌営業日に連絡してくれるため、「もう出社したくない」という日からでも動けます。

このとき、あなたは出社する必要も、自分で会社に電話する必要もありません。会社から本人へ直接連絡が来ないように依頼することもできます(労働組合・弁護士なら、その後の交渉ごとにも対応できます)。

「会社から電話が来たら?」

会社が本人に直接連絡してくるケースもゼロではありません。その場合も出る義務はなく、対応は業者に任せて大丈夫です。心配なら、申し込み時に「本人への連絡を控えてほしい」と伝えておきましょう。

STEP5:退職完了と、退職後の手続き

会社が退職を受理すれば、退職完了です。最後に、書類の受け取りと貸与品の返却が残ります。

退職後にやること
  • 貸与品の返却(社員証・制服・PCなどを郵送で返す)
  • 私物の受け取り(会社から返送してもらう)
  • 離職票の受け取り(失業給付の手続きに必要・後日郵送が多い)
  • 源泉徴収票・年金手帳などの受け取り
  • 必要なら健康保険・年金の切り替え手続き

貸与品の返却や書類の受け取りは郵送でやりとりできるので、退職後も会社に顔を出す必要は基本ありません。退職・転職後の手続き全般は「退職代行のデメリットは?再就職に不利にならない理由」もあわせてどうぞ。

離職票だけは「あとで失業給付をもらうとき」に必要になります。受け取り忘れがないよう、打ち合わせの段階で「離職票がほしい」と伝えておくと安心ですよ。

退職代行の流れ よくある質問

Q1. 申し込んだその日に辞められますか?

A. 多くのサービスが即日連絡に対応しています。申し込み後すぐに会社へ連絡してもらえるため、「もう明日から行きたくない」という状況でも、出社せずに退職手続きを進められます。

Q2. 会社から自分に電話が来ませんか?

A. 「本人に連絡しないでほしい」と依頼できます。それでも会社が直接連絡してくる場合がありますが、出る義務はなく、対応は業者に任せて構いません。

Q3. 有給は消化できますか?

A. 打ち合わせで「有給を消化したい」と伝えれば、業者が会社に申し入れます。ただし、有給消化や未払い分の「交渉」までできるのは弁護士や労働組合です。民間(一般企業)の業者は交渉ができないので、有給で揉めそうなら弁護士・労組系を選びましょう。

Q4. 退職代行が失敗することはありますか?

A. 退職そのものは、法律上ほぼ確実にできます。退職は労働者の権利なので、会社は拒否できません。失敗が心配なら、全額返金保証のあるサービス(ネルサポなど)を選ぶと安心です。

Q5. 料金はいつ払いますか?

A. 申し込み後、サービス開始前の前払いが一般的です。支払い方法は銀行振込やクレジットカードに対応している業者が多いです。具体的な金額や条件は各社の公式サイトでご確認ください。

まとめ:迷ったら申し込み、あとは任せるだけ

この記事のまとめ
  • 流れは「申し込み → 打ち合わせ → 代行連絡 → 退職完了」の4段階
  • あなたがすることはSTEP1〜3(準備・申し込み・打ち合わせ)まで
  • 会社への連絡(STEP4)は業者に任せきりでOK
  • 多くのサービスが即日連絡に対応
  • 離職票・貸与品の返却は郵送で完結できる

流れがわかってしまえば、退職代行は決して難しいものではありません。交渉が必要なら弁護士のガイア、揉めずにコスト重視なら労働組合のネルサポ。迷ったら、まずは無料相談で「自分の場合どう進むか」を聞いてみるところからで大丈夫です。

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この記事を書いた人

転職10回以上・引っ越し20回以上のちょっと珍しい人生を歩んでき“ただのおっさん”。
そんなおっさんがリアルな転職や日常の気づきを、てけとぅに発信中です。

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