こんにちは、もっしぃぃぃです。
これまで数え切れないほど面接を受けてきましたが、それと同じくらい、過去の経験として店長や新規事業立ち上げ時に“採用する側”として面接官もしてきました。
そんな私が今回は、「面接本番の態度」について、自分が実際に意識していたことをまとめてみます。
🏢 建物に入る前から、面接は始まっている!
面接会場のある建物に着いた瞬間から、すでに“面接”は始まっていると思っておくといいです。
実際、会社によってはビルの中から外の様子を見ていたり、
受付の方や案内してくれる社員の方から「どんな印象だったか」情報をもらっているケースもあります。
建物に入ってから最初に声をかける受付や案内担当の従業員の方への挨拶も、しっかりと丁寧に行うことが大切です。
面接官に直接伝わらなくても、その場の印象が間接的に伝わることはよくあります。
私自身が面接官だったときも、面接者と最初に話したスタッフに「どんな感じだった?」と聞いていたことがありました。
だからこそ、建物の外でも姿勢よく、笑顔を忘れずに。
入口での第一印象が、面接全体の流れを良くしてくれることもあるんです。
👔 面接は「自分を売り込む営業の場」だと考える
私は、面接を「自分という商品を売り込む営業」だと捉えて臨んでいます。
商品をプレゼンする場で、相手に良い印象を与えられなければ話を聞いてもらえません。面接もまさに同じです。
だからこそ、「どう見られているか」を常に意識することが大切だと思っています。
😊 笑顔は最強の武器!基本は“ずっと笑顔”でOK
面接中は、会場に入った瞬間から笑顔を意識しています。
もちろん、真剣な話題ではキリッとした表情になったり、驚いた内容には「えっ!」と驚く顔をするなど、表情を変えるのが理想ですが……
緊張して難しい場合は、笑顔をキープしておくだけでも印象はぐんと良くなります。無表情が続くより、笑顔の方が安心感があります。
📒 私のお守りノート「笑顔でゆっくり話す」
面接当日は、私は毎回ノートを持っていきます。そのノートの最初のページに、必ずこう書いています:
「笑顔で、ゆっくり話す」
緊張しているときは、早口になりがちですし、緊張している時に「もっと落ち着いて」と自分に言い聞かせると逆に焦ってしまうことも。だからこそ、「落ち着いて」などの難しそうな言葉は書かずに、あえてこの一言だけをノートに書いて見返すようにしていました。
“笑顔で、ゆっくり”。これだけでもずいぶん印象は変わるんです。
🪑 姿勢はずっと意識!猫背に要注意
面接中は背筋を伸ばして、常に姿勢を正しく保つようにしています。
意外と、話が盛り上がったり場の雰囲気に慣れてくると、つい猫背になってしまいがちです。私はその自分のクセを知っているので、面接の後半こそ気をつけるようにしていました。
✋ 座ったままでも手は使える!身振り手振りで印象UP
面接はイスに座ったまま行われることが多いですが、話すときに手を動かすだけでも印象が変わります。
- 話に抑揚がつく
- 自信があるように見える
- 相手の印象に残りやすい
手をグワングワン振り回す必要はありません(笑)。少しだけでも“言葉に動きを添える”だけで、伝わり方が変わります。
👀 目線で“誠実さ”は伝わる
話すときは相手の顔(目)を見て話しましょう。
特に面接官が複数人いる場合、質問をしてくれた方には正面から顔を向けて話し、それ以外の場面では一人ひとりの目を順番に見ながら話すように意識しています。
緊張すると下を向いてしまうこともありますが、ここはあえて顔を上げる。それだけでも、誠実な印象は格段にアップします。
🎙 声のトーンは「伝える力」のカギになる
緊張していると、どうしても声が小さくなりがちです。さらに下を向いて話してしまうと、声がこもってしまい、せっかく準備してきた話も相手に届きにくくなります。
声が聞き取りにくい=印象が暗くなる…なんて、もったいない!
だから私は、相手を“面接官”ではなく、「自分という商品を売るお客様」というイメージで話すようにしています。
少しだけ声のトーンを上げて、笑顔でしっかり伝える——それだけでも、面接の空気が変わってきます。
👞 案外見られている「靴」、油断禁物
スーツや髪型の準備ばかりに気を取られて、靴の手入れを忘れていませんか?
面接官をしていた頃、私はよくそこを見ていました。どんなに見た目が整っていても、靴がボロボロだと「細かいところに気が回らない人なのかな?」と思われてしまうことも。
せっかくビシッとキメていても靴だけボロボロ!案外これが目立つんですよね。
普段スーツに合わせている靴でも、面接前には一度チェック!これ、大事です。
🎯 第一印象を大事にする姿勢こそ、気遣いの証
これまで何百人もの面接をしてきた経験からも、第一印象の大切さは身をもって感じています。
条件が良くても、第一印象がいまいちな人は、実際の勤務態度も微妙だった…ということが多々ありました。
逆に、第一印象が良い人は、周囲との関係もスムーズだった印象です。
第一印象を良くしようという“姿勢”そのものが、相手への気遣いとしてちゃんと伝わるんですよね。
🕊 無理に全部やろうとしなくていい。ベストを尽くせばそれでOK!
ここまでいろいろお話ししてきましたが、全部を完璧にできる必要はありません。
- 表情豊かに話すのが難しい日もある
- 身振りがぎこちなくなることもある
- 目線がうまく合わないこともある
それでも、笑顔で、姿勢よく、今の自分なりのベストを出せれば、それで十分です。
無理に「全部こなさなきゃ」と思う必要はありません。
大事なのは、“準備をしてきた自分”と、“一生懸命さ”がちゃんと相手に伝わること。
だからこそ、あなたの頑張りが報われる面接になりますように——そんな気持ちでこの記事を書きました。
📣 最後に:営業マンのように、自分を伝えよう!
面接は、自分を売り込む営業の場。商品をよく見せるためには、笑顔・姿勢・目線・手の動きといった「所作」も大事なプレゼン要素です。
面接本番での態度、どうしよう…と迷っている方は、ぜひ今回紹介したポイントを意識してみてください。
堂々と、笑顔で、あなたという商品をしっかり売り込んでいきましょう!
🎤 面接対策シリーズ(全5回)
- 第1弾|聞かれる質問6つ、先に答え用意しとけば落ち着く説!
- 第2弾|「質問ありますか?」で焦らない!企業研究ノートで準備は完璧!
- 第3弾|練習しなかったら地獄だった話と、“声に出す”練習のすすめ
- 第4弾|第一志望はいつ受ける?複数社面接の順番で失敗しないコツとは
- 第5弾|あなたという商品を売り込む!本番で“印象アップ”を叶える態度と所作(このページ)