✅ この記事は 【前編】FP2級 合格体験記|40代でも取れる!勉強法と挫折からのリベンジ成功談 の続きです。
🧑🏫 仕上げの勉強法|“過去問+予想問題”で追い込み
3周目の全科目学習が終わったあと、仕上げに入ったのが 過去問と予想問題の繰り返し。
私は通信講座の教材に同梱されていた「過去4回分の学科・実技試験」や、試験が近づくとECCから送られてくる直前対策問題・予想問題を複数部ずつ印刷して、何度も繰り返し解けるように準備。
1回分ずつ時間を測って「本番のつもり」で解くようにして、実戦形式に慣れることを意識しました。
ちなみにFP2級の試験は、学科試験が120分で60問、実技試験が90分で40問。
「1問あたり2分以内で解けば全問解けるな」と逆算しながら、時間配分を意識して練習していました。
試験当日に会場に持って行く予定のアナログの腕時計も準備し、時間を見ながらペース配分する訓練も事前にしておいたので、おかげで本番の試験は落ち着いて解答できたと思います。
間違えた箇所は「なぜ間違えたのか?」を徹底的に分析。
テキストに戻って復習するだけでなく、問題文の言い回しや選択肢のクセを掴むように心がけました。
試験直前の1週間は、過去問の中でも間違えた問題だけをピックアップして解き直すことに集中。
苦手な論点を洗い出し、そこに時間をかけました。
📷 勉強に役立った図の活用
試験対策では、覚えるべき図や表もたくさんあります。
私はWebで見つけた図解で「これはわかりやすいな」と感じたものをスクショして保存しておきました。

試験中、そうした図に関係する問題が出たときは、問題用紙の余白に図を再現してから解くことで、落ち着いて考えることができました。
📅 試験当日と結果|自己採点→歓喜のニヤニヤ
私が1回目に落ちたのは学科試験で、実技試験は1発合格でした。
1回目の学科試験では、60点満点中31点という結果。
悔しくて「絶対にリベンジしてやる」と奮い立ち、翌日からすぐに勉強を再開しました。
2回目の学科試験では41点とギリギリでしたが、合格には違いありません。
ちなみに合否の通知が届く前に、試験当日の夜に解答速報が出るので、私はその日のうちに自己採点をしました。
「これはいけたかも…!」という手応えを感じていましたが、実際に合格証書が届いて見たときの嬉しさは格別。
しばらく合格証書を眺めながらニヤニヤが止まりませんでした(笑)
ちなみに今でも、受験票と試験当日に配られた問題冊子は思い入れがあって捨てられず、大事に保管しています。苦労して勉強した日々や、当日の緊張感を思い出させてくれる、私にとっての“努力の証”です。
💡 合格のカギは「素直に実践」+「完璧を目指さない」
試験に合格できたのは、通信講座のやり方を素直に実践したからです。
勉強している方の中には、「全然覚えられない…」と悩んでいる方もいると思います。
でも、全てを完璧に覚える必要はありません。
大切なのは「試験に合格するための勉強」を意識すること。
通信講座では、必要な部分だけを覚えるなど、学習のメリハリ、ノウハウを教えてくれます。
実務と試験対策は別物だと割り切って学習することが、合格への近道です。
🎁 資格は「使う」よりも「気づき」に役立つ
合格したからと言って、正直、知識は完璧ではありません。
でも、何か起きたときに「これはあの知識かも?」と気づくフックになるんですよね。
実際、FPの知識を学んだことで、家計の見直しやNISA・iDeCoにも興味を持ち、取り組むきっかけになりました。
また、相続が発生したときなども、知識があったからこそ冷静に対応できたと思います。
もちろん、実務で資格が必要な方にとっても、この“フック”は大きな意味を持つと思います。
知識が必要になったときに、必要な部分を深く掘り下げてブラッシュアップしていけば大丈夫。
土台となる学びがあるからこそ、実務でも応用しやすくなると感じています。
📜 AFP認定研修の提案書づくり
私が申し込んだ通信講座には、AFP認定研修も含まれていました。
AFP認定には、「ライフプラン提案書」の提出と合格が必要です。
といっても、提案書を自力でゼロから作るわけではありません。
ECCの教材にはライフプラン作成の講義もあり、それを見ながら進めていきました。
またExcel形式のフォーマットも提供されていたので、それを自分用にアレンジして使いました。
提出までに何度か内容を見直して、提出後に無事合格となりました。
AFPは現在は退会していますが、この提案書づくりを通して「自分のライフプラン」を考えるきっかけになりました。
今では定期的に自分のライフプランを見直すようになり、学んだことが人生に活きていると感じています。
🎓 教育訓練給付金も申請しました
ちなみに、私が受講したECCの講座は教育訓練給付制度の対象だったので、合格後に申請して給付金をもらいました。
こうした支援制度もうまく活用すると、学習のモチベーションにもなりますね。
\あなたのFP合格を応援しています!/