宅建の試験に落ちました。
1回目は26点。合格ラインは34点で、8点足りませんでした。
正直、落ちるのは分かっていました。
毎日つけていた勉強記録は足りていないことを示していたし、過去問でも模擬試験でも、一度も合格点に届いていなかったからです。
宅建は、受験者のおよそ8割が落ちる試験です。
それなのに、世の中に出回っている体験記は受かった人のものばかり。落ちた側の記録は、あまり出てきません。
この記事では、1回目に何がどれだけ足りなかったのかを、実際の記録の数字と一緒に振り返ります。
☕ FP2級の次に、宅建を選んだ理由
FP2級の勉強で身についた「朝の勉強習慣」は、合格後もずっと続けていました。
というのも、せっかく毎朝机に向かうリズムができたのに、それを手放すのはもったいないと思ったからです。
試験が終わってからも、朝はいつも通りに起きて、コーヒーを淹れて、読書をしたり、ネットで気になることを調べたりと、“自分のための時間”にあてていました。
ちょうどその頃、「なにか資格を取りたい」と思っていたタイミングで、不動産関係の仕事に携わりはじめたこともあり、自然と宅地建物取引士(宅建)に意識が向いていきました。
つまり、まったくのゼロから始めたわけではありません。
FP2級で税金や不動産の基礎には触れていたし、仕事でも不動産に関わり始めていました。
それでも、結果は26点。
この前提は、あとで出てくる「足りなかったもの」の話につながります。
📚 教材は良かった。フォーサイトで学んだ1年
宅建は、事前に調べていたとおり「グッとレベルが上がる国家資格」。
FP2級よりも法律や専門知識の難易度が高く、独学では厳しいと感じていました。
そのため、勉強方法は最初から通信講座を前提に検討。
教材の内容・価格・サポート体制などを総合的に見て、1回目はフォーサイトの「バリューセット2」を選びました。
教材のクオリティは高く、動画もテキストもとても分かりやすい。
さらに eラーニング「ManaBun(まなぶん)」も、スケジュール作成や進捗確認がしやすく、便利に使える仕組みでした。
なかでも「演習ノート」は本当に使いやすくて、上限いっぱいまで注文してフル活用していました。

このノートだけは、後の2回目の挑戦でもしっかり使い続けました。
先に書いておくと、落ちた原因は教材ではありません。
次の章がその答えです。
落ちたあと、2年目に向けて通信講座を変えるかどうかを検討しました。
何を変えて、何を変えなかったのか——その判断は宅建リベンジ|落ちた翌年に通信講座を変えるべきかに書いています。
📔 足りなかったのは、単純に勉強量だった
- 勉強時間を記録 → 1回目は201時間59分(目標300時間に98時間の未達)と数字で判明
- 記録は合格のためだけでなく、“次の一手”を決める材料になる
1回目の勉強時間は、記録上201時間59分。
目標にしていた300時間には、98時間も届きませんでした。
正直、自分でも「全然足りていないな」と分かっていました。
1日30分未満や、まったく勉強しなかった日も多く、「これじゃあ、受かるはずがないよな」と思いながら受けに行ったのを覚えています。
しかも、いちばん追い込むはずの直前期がこの状態でした。
- 試験2か月前(9月):21時間16分
- 試験のあった月(10月):21時間17分
2か月合わせて42時間33分。1日平均にすると、1時間に届きません。
ラストスパートと呼べる山が、記録のどこにもありませんでした。
でもこの状況をきちんと自覚できていたのは、FPのときと同じように勉強時間を記録していたからでした。
実際に記録していたスプレッドシートがこちら👇

記録を残していたことで、どれだけ足りていないのかを数字で把握できていました。
📝 過去問も模擬試験も、合格点を超えられなかった
勉強量が足りないと、はっきり出るのが問題を解いたときの点数です。
私の場合、ふだん解いていた過去問(過去の試験問題)でも、直前に解いた模擬試験でも、一度も合格点を超えられませんでした。
一度もです。
それでも、受験はしました。
受験すれば1%でも可能性がある。受けなければ合格率は0%。
その気持ちが、会場に足を運ばせてくれました。
😢 結果は26点。合格ラインは34点だった
当日の準備そのものは、やれることをやったつもりでした。
試験会場までは電車と徒歩で約2時間。
道順も、昼食をとる店の営業時間も事前に調べておきました。
電車の1時間は「何を見返すか」を決めておいて、最終チェックの時間にあてました。
それでも、結果は変わりませんでした。
もっしぃぃぃ正直、悔しさはなかったんです。勉強が足りていないのは自分がいちばんわかっていたので。“宅建は、やっぱりそんなに甘くないよな”と、改めて思っただけでした。
私が受験した年の合格ラインは34点。
そして私の結果は——26点。不合格。
50問のうち、正解できたのは26問。
合格には8問足りませんでした。
一度も合格点を超えられなかった私にとっては、当然の結果です。
当日の工夫では、200時間ぶんの勉強不足は埋まらなかった。
それが1回目の結論です。
🙂 それでも、1回目はムダじゃなかった
不合格は悔しかったけれど、「そりゃあ受かるわけないよな」と納得できる失敗だったので、意外と落ち込まずに済みました。
むしろ、試験会場の雰囲気や移動の流れ、本番中の緊張感などを実体験として味わえたことは、大きな財産だったと思っています。
1回目の不合格は、“慣らし運転”のつもりで受けていたらよかったなと思えるほど。
そしてこの経験が、2回目のリベンジ合格へとつながる土台になっていきます。
足りないのは分かっていました。
でも当時は、仕事や生活の都合で勉強時間を増やせる状況ではありませんでした。
そして記録には、もうひとつ残っていることがあります。
不合格だった翌日——2021年10月18日から、2回目の勉強が始まっています。1日も空けていません。
では、何が変わったのか。
📘 2回目の挑戦はこちら👇
足りなかった勉強量をどう増やしたのか。
通信講座を変えた判断から、37点で合格するまでを書いています。


📘 関連する記事
- 2年目の講座選び:宅建リベンジ|落ちた翌年に通信講座を変えるべきか
- 勉強時間の目安:宅建の勉強時間は社会人だと何時間必要?
- この挑戦の第1章:FP2級 合格体験記|前編 / FP2級 合格体験記|後編
- 資格と転職:資格って転職で本当に意味あるの? / 宅建×40代・未経験で転職できる?



