アガルート宅建講座の評判|講義とテキストの中身を、実物と数字で書きます

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宅建の通信講座を比べていて、こんなところで止まっていませんか。

  • どの講座も「分かりやすい」と書いてあって、違いが分からない
  • 講師との相性が大事らしいが、買う前には確かめようがない
  • 働きながらだと、そもそも最後まで続けられるのかが不安

私は47歳と48歳のときに宅建を2回受けて、2回目で合格しました。1年目は別の通信講座を使い、2年目にアガルートを利用し合格した、という順番です。

使ってみていちばん気に入った部分は、教材の使いやすさと、講義が面白かったことです。全額返金の特典も魅力的ですが、それだけではアガルートを採用した理由にはなりません。

この記事では、当時の教材を今も手元に置いている私が、講師の話し方とテキストの中身を当時の体験を元に書きます。サイズは定規で測りました。写真もそのまま載せます。合わない人がいる点も、隠さずに。

結論から言うと
  • 入門カリキュラムの講義を担当するのは小林美也子講師。テンポがよく、講義中に冗談が入る
  • テキストは「余白」が主役。色数も抑えてあり、書き込みながら進める人に向く
  • 実測21×15cm(A5判)。科目ごとに講義テキストと過去問集が対になっていて使いやすい
  • 講義は157時間(公式の比較表)。私は1.5倍速で見たので実際は約105時間
  • 講師とテキストの相性は好みで決まる。資料請求でサンプルテキストが無料で届くので、買う前に手で確かめられる
目次

アガルートで気に入ったのは、講義とテキストの2つ

先に事実だけ並べます。宅建の試験を1回目は26点で不合格、2回目が37点で合格でした。合格ラインは36点。勉強時間は1回目が201時間59分、2回目が287時間35分です。

2年間で約489時間の勉強時間。これこそが宅建に合格した一番の理由であることは、はっきりさせておきます。

ただ、この記事で書きたいのはそこではありません。同じ489時間を過ごすなら、毎日使う講座が自分に合っているほうがいい。私にとってアガルートは、そこが合っていました。合っていたのは、講義とテキストの2つです。

2年で489時間。続けられたかどうかは、結局は自分の問題です。ただ、毎日使っている講座が自分に合っているかどうかは、思っていたより大きかった。

念のため書いておくと、講座を変えれば受かるという話ではありません。1年目に使った講座が悪かったわけでもない。1年目の講座についていた問題演習用のノートは、2年目もそのまま使い続けました。足りなかったのは私の勉強時間です。

そのうえで、講師とテキストが自分に合っていたのも事実です。ここから先は、その中身を実物で確かめていきます。

講師は小林美也子さん。講義は「過去問を繰り返す」一本で通っていた

アガルートの宅建士講座で、入門カリキュラムの講義を担当しているのが小林美也子講師です。公務員試験と宅建試験の受験指導を長く続けてきた方だと公式に書かれています。

4年経った今でも、私の耳に残っているフレーズがあります。言い方まで正確に覚えているわけではありませんが、こういう趣旨のことを繰り返し言っていました。

過去問、過去問、過去問。とにかく過去問です。
過去問は情報源なんですよ。

講義の中で、何度も何度も出てきました。当時は「そんなに言うか」と思いながら聞いていたんです。

この記事を書くにあたって公式サイトを読み直して、その意味が分かりました。小林講師が受験指導のモットーとして最初に挙げているのが、この一文です。

無駄なことの徹底した省略、必要なことの徹底した反復アガルート公式サイト「講師からのメッセージ」より)

あの口癖は、思いつきではなかったわけです。指導方針そのものを、講義のたびに口に出していただけでした。

実際、最初のオリエンテーション動画でも「まず過去問から読んでください」と案内されます。テキストを一周してから問題集だと思っていた私は、正直びっくりしました。この順番で進めた結果どうなったかは、2回目の挑戦をまとめた合格体験記に書いています。

講義に冗談が入る。何十時間も聞くものだから、ここはありがたい

法律の講義と聞くと、淡々としたものを想像するかもしれません。私が受けた講義は違いました。

もっしぃぃぃ

喋り方もキャラクターもよかった。
講義なのに、冗談みたいなユーモアがあったんです。

もっしぃぃぃ

正直、どの回で何を言って笑ったのかは
もう思い出せないんです。4年前なので。

ただ、思い出せないこと自体が答えになっている気もするんです。冗談の中身は忘れたのに、「面白かった」という感触と口癖だけが残っている。身構えずに聞けた講義だった、ということだと思います。

覚えている範囲でいうと、語呂合わせの説明が面白かった。宅建は覚える数字や文言が多い試験です。その覚え方を紹介してくれるとき、ただ暗記させるのではなく、笑いながら頭に入るように話してくれました。私はその語呂合わせをテキストに書き込んでいます。

公式サイトの講師紹介にも、講義の作り方が書かれています。

  • 難解な法律用語を、平易な表現とたとえ話でかみ砕く
  • 理解しにくい内容はオリジナルの挿絵で説明する
  • テンポの良いメリハリの効いた講義

受講生として受け取っていた「面白さ」は、この3つのことだったんだと思います。1チャプターは15分前後で区切られています。

相性の話なので、万人に合うとは言いません。テンポの速い講義が苦手な方もいます。ただ私には合った、というのがこの記事の立場です。

テキストの主役は「余白」。書き込むほど自分の本になっていく

実物を出します。2022年の試験対策で私が使ったテキストです。

アガルート宅建士講座2022年版のテキスト。宅建業法の総合講義テキストと過去問集が並んでいる
左が総合講義のテキスト、右が過去問集。どちらも「宅建業法」で対になっている

定規で測ったところ、縦21cm×横15cmでした。A4のコピー用紙を半分に折ったくらいの大きさです。手に持つと、思っていたより小さいと感じると思います。

中身で印象に残っているのは、余白の多さです。色数も抑えてあります。フルカラーで図解が敷き詰められたテキストとは、方向性が違いました。

アガルート宅建士講座のテキスト見開き。左ページ下部の広い余白に赤ペンで手書きのポイントが書き込まれている
左ページの下半分が余白。ここに講義で聞いたポイントを書き込んでいました

この余白に、講義で聞いた語呂合わせや、動画で聴いたテキストに載ってない重点事項などを書き込んでいきました。書き込むほど、自分専用の1冊になっていきます。別にノートを作らなくても、テキストがそのままノートになる。私はそう使っていました。

講義テキストと過去問集が、同じ科目で対になっている

もう一度、さっきの写真を見てください。左が「2022 総合講義/宅建業法」、右が「2022 過去問集/宅建業法」です。同じ科目で、講義用と過去問用が別々の冊子になっています。

科目ごとに分かれているので、1冊あたりは薄いです。

そしてこの作りは、公式が説明している学習の進め方とそのまま重なります。アガルートの入門カリキュラムは、講義で学んだ内容をすぐ過去問で確認するという往復を前提に組まれています。

  1. 過去問を読む
  2. テキストを読む
  3. 講義を見る(テキストに重点を書き込む)
  4. 同じ範囲の過去問を解く

本の形が、そのまま勉強の順番になっているわけです。

「まず過去問から読んでください」という最初の案内も、この設計だと理解できます。過去問は最後の力試しではなく、何が問われるかを知るための資料として先に読む。そういう組み立てでした。

講義は157時間。私は1.5倍速で見たので、実際は約105時間だった

ここまで気に入った点を書いてきたので、申し込む前に見ておいたほうがいい数字も出しておきます。私が不満だったという話ではなく、事実として知っておきたい部分です。

アガルートは公式サイトで、入門カリキュラムの講義時間を他社と並べて公開しています。

アガルート大手予備校Aオンライン予備校B
講義時間157時間315時間103時間
アガルート公式サイトのカリキュラム比較表より(他社名は公式の表記のまま)

講義だけで157時間。数字だけ見ると、働きながらではきついと感じるかもしれません。ただ、この数字はそのまま受け取らなくて大丈夫です。

受講画面には9段階の倍速再生がついています。私は1.5倍速で見ていました。157時間を1.5で割ると、約105時間です。

私の2年目の勉強時間は287時間35分でした。そのうち講義が約105時間なので、およそ3分の1が講義を見ている時間だった計算になります。残りの3分の2で過去問を解き、テキストに書き込んでいました。

1チャプターは15分前後なので、1.5倍速なら10分ほどです。私は「過去問を読む→テキストを読む→動画を見る→過去問を解く」という順番を決めていたので、その流れのなかで講義を消化していきました。

そのうえで、確かめておいてほしいのはここです。倍速で圧縮しても100時間前後は残ります。この時間が自分の生活のどこに入るのか。講座を選ぶ前に、自分の1週間を見てから決めたほうが確実です。

いまのカリキュラムには、オンラインの学習環境が一式ついてくる

ひとつ、はっきり書いておきます。私が使ったのは2022年(令和4年度)試験対策の教材です。いまのカリキュラムを受講したわけではありません。

なので、いまの学習環境について使った感想は書けません。公式サイトに載っている内容を、そのまま並べておきます。

仕組み内容(アガルート公式サイトより)
AGAROOT Learning(アプリ)公式のモバイルアプリ。講義を事前にダウンロードしておけば、オフラインでも視聴できる
KIKERUKUNオンラインで質問できるサービス。フルは30回、ライトは10回まで
TOKERUKUNオンラインの問題集
デジタルブックテキストをスマホなどで閲覧。書き込みとふせんの機能つき
バーチャル校舎オンライン上の自習室。講師が在室中は質問もできる

変わっていないこともあります。入門カリキュラムの講義を小林講師が担当している点は、2026年合格目標のカリキュラムでも同じです。この記事で書いた講義とテキストの性格は、いまも大きくは変わっていないと考えていいと思います。

合うかどうかは、無料のサンプルテキストで確かめられる

アガルートの宅建士講座は、講義動画とテキストで進めるオンラインの通信講座です。教室に通う形ではありません。コースは大きく2つに分かれています。

  • 入門カリキュラム……宅建の勉強がはじめての人向け。私が使ったのはこちらにあたるコースです
  • 中上級カリキュラム……一度学習したことがある人向け

それぞれに「フル」と「ライト」があります。合格したときの全額返金の対象になるのは、フルのカリキュラムだけです。ライトとキックオフ宅建士は対象外なので、特典を狙うなら申し込み前に確認してください。私は全額返金を実際に受け取っています。

そのうえで、いちばん伝えたいのはここです。講師の話し方もテキストの作りも、合うかどうかは人によります。この記事は私に合ったという話であって、あなたに合う保証にはなりません。

ただ、買う前に確かめる方法があるんです。資料請求をすると、紙のサンプルテキストが無料で届きます。余白の多さも、文字の大きさも、手に持った感じも、実物なら数分で分かる。無料体験では講義そのものを視聴することもできます。

迷っているなら、比較サイトをもう1本読むより、実物を1冊取り寄せたほうが早いと思います。私が言えるのはそこまでです。

最新のカリキュラム内容・受講料・特典の条件は、公式サイトでご確認ください。

よくある質問

アガルートの宅建講座は、勉強がはじめてでも大丈夫ですか?

はじめての人向けに入門カリキュラムが用意されています。私も宅建の勉強を始めたばかりの時期に、このコースにあたる講座を使いました。法律用語はたとえ話でかみ砕いて説明されるので、専門用語に慣れていなくても進められます。

講師は選べますか?

入門カリキュラムの講義は小林美也子講師が担当しています。なお質問サービスでは、回答する講師を受講生が指定することはできないと公式サイトに書かれています。

テキストは紙で届きますか?

紙のテキストが届きます。あわせて、同じ内容をスマホやパソコンで読めるデジタルブックも。買う前に紙の質感を確かめたい場合は、資料請求をするとサンプルテキストが無料で届きます。

合格したら本当に全額返金されますか?

私は実際に受け取りました。ただし条件があります。対象はフルのカリキュラムで、必要なのは合格通知書のデータ提出、合格体験記の提出、そして公式サイトに掲載される合格者インタビューへの出演の3つ。返金されるのは税抜価格で、申請期限を過ぎると受け付けてもらえません。最新の条件は公式サイトの合格特典ページで確認してください。

まとめ|私が気に入ったのはこの2つ。合うかどうかは、確かめてみてほしい

アガルートの宅建士講座を使って感じたことを、もう一度まとめます。

  • 講義に冗談が入る。何十時間も聞くものだから、ここはありがたかった
  • 「過去問、過去問、過去問」という口癖は、講師の指導方針そのものだった
  • テキストは余白が多く、書き込むほど自分の1冊になっていった
  • 実測21×15cm。科目ごとに講義と過去問が対になっていて、持ち運べた
  • 講義は157時間。1.5倍速で見れば約105時間。

働きながらの資格勉強で最後に効いてくるのは、才能でも根性でもなく、今日も机に向かえるかどうかだと思っています。そしてそれは、結局は自分次第です。ただ、毎日開くものが自分に合っていると、その一歩がほんの少し軽くなる。私にとってはそれが、この講座でした。

合うかどうかは人によります。だからこそ、無料で届くサンプルテキストで確かめてみてください。

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この記事を書いた人

転職10回以上・引っ越し20回以上のちょっと珍しい人生を歩んでき“ただのおっさん”。
そんなおっさんがリアルな転職や日常の気づきを、てけとぅに発信中です。

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