- 採点しながら、やっぱりダメだと分かった
- あと1点、2点足りなかった
- 手応えはあったのに、落ちていた
- 同じ講座で、もう1年続けるかどうか悩んでいる
- 講座の中身は悪くないのに、続けにくかった
自己採点を終えて、しばらく何も手につかない。もう一度挑戦するつもりでも、通信講座を変えるかどうかで、まず悩むと思います。
私も1回目は26点で、試験日の夜に落ちたと分かりました。その1か月後に通信講座を変えて、2回目の試験で37点で合格。勉強時間は2年分、日付ごとに分単位で記録してきました。
この記事では、その記録をもとに、落ちた翌日から講座を決めるまでにやったことを順番に書きます。読み終わるころには、次の試験に向けて何を変えて何を続けるか、決まっているはずです。

講座を変えたら、次は受かるのかな…



変えたから受かった、という単純な話ではありませんでした。
- 講座は、試験日の夜に決めなくて大丈夫。勉強は翌日から、手元の教材で始められます
- 講義やテキストに不満はなくても、講座の進め方が合わなかったなら、講座を変えるタイミングです
- 勉強時間が足りなかっただけなら、講座はそのままで、時間の作り方を見直すほうが早い
- 講座を変えるなら、1か月かけて資料請求して講師の話し方やテキストを比べても間に合います
- 私は2回目の試験に向けてアガルートに変えて合格し、受講料も全額返ってきました
申し込む前に、公式サイトの「資料請求・無料体験」で中身を確かめられます
落ちた翌日から手元の教材で再開
試験日の夜の自己採点で不合格と分かりました。
そこから2年目に別の通信講座に申し込むまで、約1か月かかりました。先に言っておくと、勉強は翌日から再開して、講座選びは急がなかった。この2つは分けて考えていいと思っています。
採点しながら「やっぱりな」と思った26点
1回目は26点。その年の合格ラインは34点で、8点足りませんでした。
採点しながら、やっぱりなと思いました。本番前に解いた過去問で、一度も合格点を超えられていなかったからです。悔しかったけれど、そりゃあ受かるわけないよな、と納得もしていました。



落ちたとき、悔しいより「せっかくここまでやったのに、もったいない」が先に来ました。
あと1点、2点だった人や、手応えがあった人は、悔しさの種類がまったく違うと思います。
間違えた問題を見たのは翌日から
試験日の夜は自己採点しただけで、間違えた問題の内容はまったく見ていませんでした。間違えた問題の中身を確かめ始めたのは、翌日からです。翌日には答え合わせをして、3日後には1年目のテキストに戻っていました。
次の講座が決まっていなくても、手元の教材で勉強は続けられます。1年目の教材は、少なくとも次の講座を決めるまでのつなぎになります。
前の講座の教材は次も使える
講座を変えると決めたとき、1年目の教材をどうするかで迷いました。一式そろっているものを丸ごと使わなくなるのは、やはりもったいない。
結果として、2年目もそのまま使い続けたものがあります。フォーサイトの演習ノートです。解いて丸をつけて終わりにせず、間違えた理由まで書き込んでいける作りで、乗り換えたあとも新しい講座の問題を解きながら使っていました。演習ノートは買える冊数に上限があるのですが、上限いっぱいまで買っています。



演習ノートは、本当に秀逸でした。
ただし宅建は法改正が入る試験です。テキストや問題集は、受験する年度に対応したものを使ってください。演習ノートは今もフォーサイトの「過去問講座」に含まれていて、バリューセット1以上が対象です(フォーサイト公式)。
去年の敗因を探す2つの質問
講座を変えるか決める前に、去年なにが足りなかったのかを先に見ておきます。講座のせいで落ちたのか、講座とは別のところに原因があったのかで、答えが変わるからです。何度か落ちている人ほど、前回と同じやり方を続けていないかを見てください。
私は落ちた原因を、講座のせいだとはまったく思っていません。それでも2年目に講座を変えたのは、次の2つの質問に答えてみて、2つともノーだったからです。



落ちたのを通信講座のせいだとは、まったく思っていません。勉強不足による、自分の実力不足です。受ける前から分かっていました。
1つ目は納得できる勉強時間を取れたか
試験の日を迎えたとき、これだけやったと自分で納得できる勉強時間を取れていたか。時間が足りなかったのか、時間は足りていたのかを先に分けておきます。
私の記録を、1つの例として出します。
| 1年目(2021年) | 2年目(2022年) | |
|---|---|---|
| 勉強時間 | 201時間59分 | 287時間35分 |
| 試験直前の2か月 | 42時間33分 | 103時間32分 |
| 得点/合格ライン | 26点/34点 | 37点/36点 |
私の場合は2年目に勉強時間が増えました。ただ、これは結果です。すでに目いっぱい時間を使っていた人は、時間の問題ではないはずなので、2つ目の質問のほうが大事になります。
勉強時間をどう作ったかは、宅建の勉強時間は社会人だと何時間必要?2回で489時間かかった記録にまとめています。
2つ目は講座の仕組みが生活スタイルに合っていたか
講義やテキストの中身ではなく、スケジュールの組み方や学習の管理のしかたといった講座の仕組みが、自分の生活スタイルに合っていたか。
ここは講座の質の話ではありません。毎日使うものが、自分に合っていたかです。同じ講座でも、合う人と合わない人がいます。
私の答えは2つともノー
1つ目の「納得できる勉強時間を取れたか」は、ノーでした。1年目の私は、仕事の都合で勉強時間をまとまって確保できず、本番前に解いた過去問で一度も合格点を超えられていません。
2つ目の「講座の仕組みが生活スタイルに合っていたか」も、ノーです。講座に付いていた学習管理アプリで、勉強スケジュールの設定と学習履歴の入力、この2つを使いこなせず、講座おすすめの勉強の進め方ができずに迷いながら勉強していました。感覚としては、勉強時間をしっかり取れる人向けの設計だと感じました。令和3年度(2021年)対策を使ったときの話なので、今は改善されているかもしれません。
講義もテキストも分かりやすく、講師の説明にはユーモアがあって、聞いていて飽きませんでした。それでも、講座の仕組みは時間の取れない私の生活に合わなかった。講座の中身と、仕組みが自分に合うかは別の話です。これが、私が講座を変えた理由です。
1年目に何がどれだけ足りなかったのかは、宅建に落ちた|26点で不合格。落ちるのは分かっていたに細かく書いています。
仕組みが合わないなら講座の変えどき
2つの質問に答えたら、講座を変えるかどうかを決めます。私の結論は、講座を変える理由になるのは2つ目の「仕組み」のほうです。1つ目の時間が足りなかっただけなら、講座を変えなくても時間の作り方で取り戻せます。
私は2つともノーだったので、時間の作り方も講座も変えました。この記事を読んでいる人の半分くらいは、たぶん講座は変えなくていい側です。変える側と続ける側、両方の話を書きます。
変えるべきなのは2つ目がノーのとき
講座の仕組みが生活スタイルに合わなかったなら、講座を変える価値があります。
勉強の順番は、どの通信講座でも決めてくれます。私が2年目に変えていいなと思ったのは、アガルートの順番が、結果として自分に合っていたことでした。乗り換えた先の最初のオリエンテーション動画で、いきなり「まず過去問から読んでください」と案内されたんです。



テキストを一周してから問題集だと思っていたので、正直びっくりしました。
この順番だと迷いません。30分しか取れない日でも、講義を細切れで進められて、やることが決まっている。迷っている時間は、そのまま勉強していない時間になります。
1つ目だけノーなら続けたほうが早い
2つ目がイエスなら、今の講座と自分は噛み合っています。1つ目の時間だけがノーなら、講座は変えずに、時間の作り方だけを見直すほうが早い。



勉強時間さえ確保できれば、良い通信講座だと思っています。これは今でもそう。
講座を変えると、失うものもあります。使い慣れた教材の勝手、どこに何が書いてあるかの記憶、そして受講料。次の試験こそ短い時間で仕上げたいのに、教材に慣れ直すところからやり直すことになります。
2年分の受験料・受講料・登録費用を合わせていくらかかったかは、宅建士の取得費用はいくら?に領収書ベースでまとめています。
講座を変えても知識が完璧になるわけではない
2社を使ってみて、通信講座がやってくれるのは2つだと分かりました。勉強すべきところを要点で絞ってくれること、やる順番を決めてくれることです。
逆に言えば、それ以上はしてくれません。受講したから宅建の知識が完璧になる、ということはない。変えたから受かる、という単純な話ではありません。



知識が完成するというより、試験対策がよく進むイメージ。この違いは、期待値を決めるうえで大事だと思っています。
乗り換え先の講座の比べ方
通信講座を変えると決めても、試験日の夜のうちに申し込む必要はありません。私は試験から申し込みまで、約1か月かけて比べました。その間も、1年目の教材で勉強は続けています。
ここでは、私が比べた流れと、比べるときに見てほしいところを書きます。
試験の2週間後にサンプル動画を見た
学習記録によると、アガルートのサンプル動画を見たのは10月30日。試験から約2週間後です。
それまでの2週間は、答え合わせと1年目のテキストで勉強していました。講座を比べるのは、勉強を再開してからでも間に合います。
何社か資料を取り寄せて比べた
アガルートのほかにも、何社か資料を取り寄せて比べました。申し込んだのは11月18日、試験から約1か月後です。
アガルートは、サンプル資料も良かったと記憶しています。
講座を比べるときに見る4つのこと
私の経験から、比べるときに見てほしいのは次の4つです。
- 講師の話し方:サンプル動画を1本見て、最後まで聞いていられるか
- テキストの作り:資料を手に取って、自分なりに見やすいか
- 進め方:講座のスケジュールや進み方を、自分の生活スタイルで続けられそうか
- 割引と特典:乗り換えや再受験で使える割引があるか
講師の話し方とテキストは、私が最後の決め手にしたところ。進め方は、1年目に困ったところです。講座の評判より、自分が去年つまずいたところと、毎日使い続けられるかを基準にすると、比べる軸がぶれません。
私がアガルートに変えた決め手
2年目に選んだのは、アガルートの宅建士講座です。講義動画とテキストで進めるオンラインの通信講座で、コースは宅建の勉強がはじめての人向けの入門カリキュラムと、一度学習した人向けの中上級カリキュラムに分かれています。
私が使ったのは、いまの入門カリキュラムにあたるコースでした。
決め手の1つ目は合格特典
正直に言うと、一番の決め手は特典です。合格すると受講料が全額返金される制度がありました。2年目にもう一度払うのは必要な出費だと思っていましたが、全額返金の可能性があるならありがたいなと。
そして実際に受け取りました。条件と、今の制度との違いは次の章で書きます。
サンプル資料と講師の話し方が合った
とはいえ、特典だけで決めたわけでもありません。サンプル資料が良かったこと、講師の話し方もテキストの作りも、私にはアガルートのほうが合っていたことも大きかった。
完全に好みの問題で、どちらが優れているという話ではありません。それでも毎日使うものなので、この「合う」は思っていたより大きかったと感じています。
講義とテキストの中身は別の記事に
講義の雰囲気やテキストのページは、アガルート宅建講座の評判に写真つきで書いています。2年目に何をどの順で進めたかは、宅建 合格体験記|アガルートで2回目37点にまとめました。
講師の話し方は、公式サイトの無料体験で確かめられます
受講料を抑える割引と合格特典
講座を変えると、もう一度受講料がかかります。アガルートの場合、使えるのは落ちた人向けの割引と、合格したら受講料が返ってくる特典の2つ。
ただし私が受講したときと今とでは、条件が違うところがあります。私の体験と、今の条件を分けて書きます。料金や条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。
他校乗換割引と受験経験者割引
ほかの講座で学習した人向けの他校乗換割引(20%OFF)と、受験したことがある人向けの受験経験者割引(10%OFF)があります。
| 割引 | 割引率 | 必要なもの |
|---|---|---|
| 他校乗換割引 | 20%OFF | 前の講座の受講証や領収書(写真・スクリーンショットで申請できる) |
| 受験経験者割引 | 10%OFF | 受験票や成績通知書(合否も受験した年も問わない) |
2つは併用できず、ライトのコースやキックオフ宅建士は対象外です(2026年9月時点・公式サイト)。私は他校乗換割引を使いました。1年目の講座の領収証は、捨てずに取っておくと役に立ちます。
私が受け取った合格特典
合格したあと、実際に全額返金を受け取りました。条件は3つです。
- 合格通知書データの提出
- 合格体験記の提出
- 合格者インタビューへの出演
合格体験記は全8問で合計2,100文字以上という条件があり、書き上げるのに2時間ほどかかりました。インタビューは動画で収録され、公式サイトに掲載されます。手間はかかりますが、受講料が丸ごと戻ってくることを考えれば、やる価値はありました。
今の合格特典の条件
- 対象は入門カリキュラム/中上級カリキュラムの「フル」のみ。ライト2種とキックオフ宅建士は対象外
- 返金されるのは税抜価格(セールで買った場合はセール価格の税抜)で、源泉所得税を差し引いて振り込まれる
- 全額返金のかわりに、お祝い金を選ぶこともできる
- 申請の方法と期限は合格発表後1週間以内に案内があり、条件をすべて満たさないと受け取れない
- 一部の講座で使える教育訓練給付金とは併用できない
私が受講したのは令和4年度(2022年)対策です。今の条件は公式サイトで確認してください。
宅建に落ちた人のよくある質問
宅建に落ちたら、通信講座は変えたほうがいいですか?
今の講座そのものに不満がなかったなら、変えなくていいと思います。私が変えたのは、1回目の講座の進め方が自分の生活に合わなかったからです。講座の質ではなく、自分に合うかどうかで判断しました。
次の試験では、前回より勉強時間を増やしたほうがいいですか?
私の場合は、1年目の201時間59分に対して2年目が287時間35分と増えました。ただ、これは結果論で、何時間増やせばいいという話ではありません。すでに時間を目いっぱい使っていたなら、時間より勉強の進め方を見直すほうが先だと思います。
前の通信講座の教材は、次の試験でも使えますか?
私は1年目に使ったフォーサイトの演習ノートを、2年目もそのまま使い続けました。ただし宅建は法改正が入る試験なので、テキストや問題集は受験する年度に対応したものを使ってください。
落ちた夜のうちに、次の講座を申し込んだほうがいいですか?
急がなくて大丈夫です。私は勉強を翌日から再開して、講座は約1か月かけて比べてから決めました。申し込むまでの間は、1年目の教材で勉強を続けていました。
次の講座に割引は使えますか?
アガルートの場合は、他校乗換割引(20%OFF)と受験経験者割引(10%OFF)があり、併用はできません(2026年9月時点)。私は他校乗換割引を使いました。最新の条件は公式サイトで確認してください。
次の試験に向けた勉強は、いつから始めればいいですか?
私は試験の翌日から始めました。翌日は答え合わせ、3日後には1年目のテキストに戻っています。講座が決まっていなくても、手元の教材で再開はできます。
まとめ
落ちた夜に全部を決める必要はありません。この記事の内容を、私が実際に動いた順に振り返ります。
- 試験日の夜:講座は決めなくていい
- 翌日:手元の教材で勉強を再開する
- 2週間くらいのうちに:去年の敗因(時間と進め方)を振り返り、講座を続けるか変えるか考える
- 1か月くらいで:変えるなら講師の話し方・テキスト・進め方・割引を比べて決める
- 講座の仕組みが生活に合っているなら:続けたほうが早い
もう1年やるかどうかまでは、この記事では決めません。やめる判断もあっていい。ただ、そもそも宅建を取ると決めたから、勉強を始めたはずです。
そして、1年やったぶんは残っています。勉強した知識は、試験に落ちても消えません。私の場合は201時間59分ぶん。試験会場の雰囲気、当日の移動の流れ、本番中の緊張感の経験も残ります。
次の試験のスタートは、ゼロではありません。それを捨てるほうが、よほどもったいない。



変えるにしても、続けるにしても、決めるのは自分です。この記事が、その材料になればうれしいです。
もし講座を変えると決めたなら、比べる候補の1つにアガルートを入れてみてください。私は2年目にアガルートで37点を取って合格し、合格後に受講料が全額返ってきました。講師の話し方やテキストが自分に合うかは、申し込む前に確かめられます。
申し込む前に、資料請求・無料体験で講師とテキストを確かめられます
合格発表の日から全額返金を受け取るまでの流れは、宅建 合格体験記|アガルートで2回目37点。全額返金も受け取れたにまとめています。
講座をどうするかは、1か月かけて決めれば間に合います。まずは明日、手元の教材を開くところから。私もそこから始めました。



次の試験での合格を、心から応援しています!

